【婚活】お悩み5大シリーズ③自信が持てないと感じるあなたへ

– “好かれる婚活”から“自分軸の婚活”へシフト –
こんにちは!
結婚相談所CQマリッジのカウンセラー、日沖祐子です。
前回は「お見合い後につながらないのはなぜ?」についてお話しました。
条件の説明よりも「一緒にいて心地よいか」という感覚が重要であり、そのためには相手が気持ちよく話せる会話の工夫や、笑顔・あいづちで安心感を与えることが大切という内容でした。
さて今回は、「お見合い後につながらないのはなぜ?」がテーマです。
婚活をしていると、「私なんて…」と感じてしまう瞬間があるものです。
相手と比較して落ち込んだり、自分の魅力が伝わらない気がしたり──そんな不安や迷いを抱える方は少なくありません。
自信が持てない状態が続くと、
- 表情が硬くなる
- 会話が消極的になる
- 相手に合わせすぎて疲れる
という行動パターンになりやすく、本来の自分が相手に伝わらなくなってしまいます。
よくある原因
- 婚活の“正解”探しに疲れている
婚活中の多くの方が、「こうすればうまくいく」「この条件なら好かれる」という“正解”を探そうとします。
もちろんマナーや最低限の気配りは大切ですが、相手に合わせすぎて自分の感覚を置き去りにすると、会話も態度もぎこちなくなります。
「相手にどう見られるか」ばかりを意識すると、素の自分を出せず、会った後にどっと疲れてしまう──これが続くと、自信はますます失われます。 - 過去の経験がブレーキになっている
以前のお見合いや交際でうまくいかなかった経験が、心の奥にしこりのように残っていることがあります。
「また同じ失敗をするのでは…」という不安が、自分を守るための壁を作り、自然な笑顔や会話を妨げます。
過去の出来事は事実ですが、それが未来を決めるわけではありません。過去を“教訓”に変えるためには、まず自分が何を望んでいるのかを改めて見つめることが必要です。 - 比較する相手が多すぎる
SNSや周囲の婚活成功談は刺激にもなりますが、同時に「私なんて…」という比較の材料にもなります。
他人の状況やスピードは、自分の価値や魅力とは無関係なのに、知らず知らずのうちに比べて落ち込んでしまう。
この“比較の罠”から抜け出さない限り、自分のペースや感覚を信じることは難しくなります。
自分を知ることから始める
これらの原因に共通しているのは、他人軸で考えてしまっているということです。
「相手に合わせる」「過去に縛られる」「他人と比べる」──すべて、自分の基準ではなく“外側”を起点にしている状態です。
そこで、自信を持つために、まず自分を知ることから始めませんか?
- どんな婚活をしたいのか
- どんなパートナーと過ごしたいのか
- どんな結婚生活を幸せだと感じるのか
ワクワクしながら考えてくださいね
こうしたことを一つひとつ掘り下げることで、自分の基準=自分軸が見えてきます。
すると、「あ、今まで感じていた不安や劣等感は、実は他人の基準で考えていたからなんだ」という気づきが生まれます。
この気づきこそが、自信の土台になります。
自分軸の婚活にシフトするヒント
- 「どう見られるか」より「どうありたいか」
婚活の場での自分の基準を「相手に好かれること」から「自分らしくいられること」に切り替えてみましょう。 - 小さな成功体験を積み重ねる
いきなり大きな自信は必要ありません。
「今日は笑顔で挨拶できた」「自分の好きなことを話せた」など、小さな達成感を意識します。 - 過去ではなく“今の自分”を基準にする
以前の出来事や他人の基準ではなく、今の自分が何を大事にしたいかに目を向けます。 - 安心できる人との会話を増やす
婚活以外の場でも、自分を否定せず受け止めてくれる人と話すことで、自信の土台が育ちます。
まとめ
自信は、誰かから与えられるものではなく、日々の小さな積み重ねから育まれます。
「好かれるための自分」ではなく、「自分らしくいられる私」を基準に行動すると、婚活はぐっと楽になり、自然な魅力も伝わりやすくなります。
次回予告
次回は「年齢の焦りに押しつぶされそうなとき」をテーマにお届けします。
“周囲の目”ではなく、“私の幸せ”を中心に据えるための考え方と向き合い方をお伝えしますので、ぜひお楽しみに。