【婚活】お悩み5大シリーズ④年齢の焦りに押しつぶされそうなとき
– “周囲の目”ではなく、“私の幸せ”を中心に据える勇気 –

こんにちは!結婚相談所CQマリッジのカウンセラー、日沖祐子です。
前回は「自信が持てないと感じるあなたへ」というテーマでお届けしました。
婚活の“正解”探しや他人との比較といった他人軸から、自分が望む婚活や結婚生活を明確にする自分軸へシフトする大切さについてお話しました。
さて今回は、「お年齢の焦りに押しつぶされそうな時」がテーマです。
婚活の現場では、「◯歳までに結婚したい」「もう◯歳だから急がないと…」という言葉をよく耳にします。
もちろん、年齢が与える影響はゼロではありません。
ですが、その焦りが強くなりすぎると、
- 自分らしい判断ができなくなる
- 条件や相手選びが短期目線になる
- 本当に望む結婚像が見えなくなる
という状態に陥りやすくなります。
よくある原因
- 社会や周囲からの“結婚適齢期”の刷り込み
「結婚は〇歳までに」という価値観は、世間的な平均や昔の風潮から来ている場合が多いもの。
しかし、その基準はあなた個人の幸せを保証するものではありません。
無意識にその基準を信じ込み、焦りの源になっていることがあります。 - 周囲の変化によるプレッシャー
友人や同僚の結婚・出産の報告は嬉しい反面、「自分は遅れている」という感覚を強めます。
特にSNSで幸せそうな瞬間だけを目にすると、現実との比較で焦りが増してしまいます。 - 時間が減っていく感覚への不安
誕生日や節目の出来事をきっかけに、「このまま何も変わらないのでは」という不安が一気に膨らむことがあります。
不安は本来の行動力を奪い、冷静な判断を難しくします。
考え方の転換
年齢の焦りから抜け出すには、まず**「何歳で結婚するか」より「どんな結婚生活を送りたいか」**に意識を切り替えることが大切です。
- どんな時間を共有したいのか
- どんな関係性を築きたいのか
- そのためにどんな相手と歩みたいのか
こうした“幸せの中身”を描くことで、年齢はただの数字になり、焦りではなく行動のモチベーションに変わっていきます。
そして、そのモチベーションを具体的な行動につなげるときは、「期限」よりも「ビジョン」を優先してみましょう。
たとえば「◯歳までに結婚」というゴールを設定する代わりに、「お互いを支え合える関係を築く」といった目的を軸にすると、選択や行動がぶれにくくなります。
また、周囲の状況やSNSからの情報は、意識的に距離を置くことも有効です。
他人のスピードや結果と自分を比べる習慣を減らすだけで、自分の感覚やペースが守られ、焦りがやわらぎます。
さらに、行動は大きな変化を狙うのではなく、小さな一歩から始めることがポイントです。
プロフィール写真を撮り直す、興味のあるイベントに参加する、信頼できる人に思いを話す──こうした小さな行動でも十分です。小さく刻んだ行動は達成感につながり、「できている」という感覚が少しずつ自信を育てます。
そして何より、自分のペースを肯定すること。
「今の私だからこそ出会える人がいる」と信じることが、長く続く婚活の原動力になります。
まとめ
年齢は人生の一部であり、あなたの価値そのものではありません。
“何歳で”ではなく、“どんなふうに生きたいか”を軸にすることで、焦りは力に変わります。
あなたの幸せは、周囲の時計ではなく、自分の時計で決めていいのです。
次回予告
次回は「理想を下げるべき?に迷うときの視点整理」をテーマにお届けします。
数値的な条件ではなく、“一緒にいられる安心感”を軸にしたパートナー選びの考え方をお伝えしますので、ぜひお楽しみに。


